なでしこジャパン・池田監督「やれることを増やす」 パリ五輪予選へさらなる進化を示すアルゼンチン戦へ
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督(52)が22日、国際親善試合アルゼンチン戦(23日・北九州スタジアム)を前に公式会見に臨んだ。10月から始まるパリ五輪アジア2次予選へ向け、W杯よりも進化した姿を示すことを誓った。
8強入りのW杯を経て「相手に対応された時に、またそれに対応できる力が必要と感じた」と話す池田監督。この合宿では4-3-3のシステムも試すなど「今までやれていることをさらに進化させる」と戦術の幅を広げることも取り組んだ。
10月からのパリ五輪アジア2次予選、そして来年2月の最終予選で2枠の出場権獲得を目指す。「アジア予選を勝ち抜くために、チームの準備をどうしていくのか。アルゼンチンとの一戦を大切にしていこうということを(選手に)伝えた」と話す。
アジアでの戦いを見据え「アジア予選では各国が日本の対策をしてくる。明日、アルゼンチンがどのように対応してくるのか。そして、こちらもピッチ上で対応していく。そういう対応力が大事になる」と、研究された中で主導権を握り、そして勝ちきる。高いレベルでのテーマを持って、パリ五輪へ向けた一歩を踏み出す。