なでしこJ パリ五輪アジア2次予選前最後の実戦でアルゼンチンに8発快勝
「女子国際親善試合、日本代表8-0アルゼンチン代表」(23日、ミクニワールドスタジアム北九州)
10月のパリ五輪アジア2次予選前最後の実戦で、なでしこジャパンが快勝となった。
W杯での3-4-3から、システムを4-3-3に変更するなど新たな試みで臨んだ一戦。前半2分に相手DFがコントロールミスしたボールをFW田中が奪い、左足で決めて先制。さらに前半10分にはMF長谷川がPKを決めて追加点を奪った。
前半25分にはMF遠藤の左からのクロスにDF高橋が頭で合わせて3点目。そして前半39分には長谷川がドリブルでエリア内に持ち込み、DFを交わして冷静に右足のシュートでゴールネットを揺らした。
前半だけで4点をリードした日本だが、後半も攻撃の手を緩めず。後半16分には途中出場のMF清家、後半21分には同じく途中出場のMF杉田が得点を決めるなどでアルゼンチンを突き放した。
格下のアルゼンチン相手に、力の差を見せつけての勝利。新たな戦術や、交代選手の躍動による選手層の厚さも示したなでしこジャパン。パリ五輪予選へ向けて大きな弾みをつけた。