G大阪 数的優位を生かせず逆転負け 主将宇佐美鮮やか先制FKも空砲 浦和に4連敗

 前半、競り合う浦和・伊藤(右)とG大阪・宇佐美
 前半、先制ゴールを決め喜ぶG大阪・宇佐美(左端)とイレブン
 前半、直接FKでゴールを決めるG大阪・宇佐美
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 「明治安田生命J1、G大阪1-3浦和」(24日、パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪は数的優位を生かせず、ルヴァン杯を含め今季対浦和は4戦全敗となった。

 幸先よく先制したのはG大阪だった。4試合ぶり先発の主将、FW宇佐美貴史が圧巻の仕事。前半17分、ペナルティーエリア左から右足を振り抜くと、ニアに飛んだシュートはバウンドして相手GKの手をはじき、そのままゴールに吸い込まれた。4試合ぶり今季5得点目で本拠地を熱狂させた。

 だがリードを守れない。1-0の同29分、浦和にあっさり同点を許す。DF酒井宏樹のクロスを収めたFWホセ・カンテに冷静に右足で流し込まれた。

 後半4分、両軍はヒートアップ。DF黒川圭介がホセ・カンテにユニホームをつかまれ、引き倒されると激高。割って入った宇佐美が交錯して転倒。両軍入り乱れ、収拾が付かず。VARが介入。審議の結果、ホセ・カンテが一発レッドで退場、宇佐美、黒川にイエローカードとなった。

 数的優位に立ったG大阪だが、浦和に一瞬の隙を突かれる。同23分、FW高橋利樹にヘッドで勝ち越し弾を献上。さらに同40分、MFリンセンにも追加点を許し、力尽きた。

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