浦和サポ暴動問題 Jリーグ・野々村チェアマン「熱烈な応援と安心・安全は日本だから両立できる」

 Jリーグの野々村芳和チェアマン(51)は26日、天皇杯4回戦(2日・名古屋-浦和、CSアセット港)で起こった一部浦和サポーターの暴動騒ぎで、浦和が来年度の天皇杯出場権剝奪などの処分を受けたことに「熱狂的と安心・安全は両立できる。もう一回ここを目指して行こうよというのを確認した」と見解を示した。

 日本サッカー協会(JFA)は9月1日に当該サポーター17人を無期限入場禁止(JFA主催試合、Jリーグや各連盟などの主催試合を含む国内すべての試合)、1人を5試合の入場禁止とする処分を発表していた。

 さらに19日には、規律委員会が浦和が観客や選手らの安全確保のために適切な措置ができなかったとして、浦和へは来年度の天皇杯出場権剝奪とけん責(始末書の提出)といった厳罰を科していた。21日には異例となるJFA、Jリーグ、J60クラブ合同で声明を発表していた。

 この日、都内で行われたJリーグの理事会後に取材に応じた野々村チェアマンは「(21日の)実行委員会でも60クラブの実行委員と話をして、もう一回どんな作品を作りたいのかを確認した。僕が思うのはサッカーが表現したい熱狂的なスタジアムとか、熱烈な応援と安心・安全は日本だから両立できると思っている」と話した。

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