メッシ獲得の殺し文句は「バルサとのお別れの機会提供」 MLSマイアミのオーナーが明かす

 サッカー米プロリーグMLSマイアミの共同オーナーの1人であるホルヘ・マス氏が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)を獲得する際の“殺し文句”を明かした。古巣である「バルセロナとプレーする機会を設ける」との約束だったとのことで、3日までにスペインのスポーツ紙マルカのインタビューで語っている。

 同氏はメッシ獲得までに乗り越えなければならなかった障害について「世界最高の選手なんだから非常に多くの競争があったのは明らか。PSGとの契約延長、バルセロナへの復帰話、サウジアラビアからのオファーだけではなかった。ロサリオ、バルセロナ、マドリード、パリ、ミラノ、ドーハと数限りない会合があった。2019年に(父で代理人の)ホルヘ・メッシとの話し合いの場を設け、ベッカムと私で3時間に渡りマイアミの計画を説明した」と道のりの長さを強調した。

 メッシが抱いている古巣バルサへの未練については「バルセロナから離れるのはメッシにとって望んでいたものではなく、彼はクラブにお別れすることができなかった。私が彼に約束したのは、数年以内に彼がバルセロナのファンにお別れする機会を設けるよう全力を尽くすということ。マイアミが行くか、何らかの形で試合をするだろう」との青写真を示している。

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