森保監督が北朝鮮戦に言及「レフェリーに任せて選手を守ってくれると信じる」「激しく厳しい試合になる」サッカー日本代表、来年3月に対戦
日本サッカー協会(JFA)は4日、カナダ戦(14日、デンカビッグスワンスタジアム)とチュニジア戦(17日、ノエビアスタジアム神戸)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。会見に森保一監督が出席し、来年3月にW杯アジア2次予選で北朝鮮と対戦することについて「選手たちはより普段やっていることに自信を持って、激しく厳しく乗り越えてくれると考えています。ラフプレーはわれわれがコントロールできるところではない。選手には恐れず、まずはプレーを普段通りやってほしい。ジャッジに関してはレフェリーに任せて、選手を守ってくれると信じて臨みたい」と言及した。
JFAは、中国・杭州で行われているアジア大会・男子サッカー準々決勝で日本代表と北朝鮮代表の試合での反スポーツ行為に対して、AFC(アジアサッカー連盟)に意見書を提出したと発表している。
意見書は威嚇行為やラフプレーなど、すべての問題行動が対象。1日の日本-北朝鮮では、北朝鮮の選手が試合後に主審を取り囲み、声を荒らげながら、詰め寄る場面などもあった。
森保監督は「テレビで見させてもらいました」と言い、「激しく厳しい局面はすごくあるなと思っていた。日本の選手がレイトタックル等でケガをしなければいいなと思った。A代表の戦いで戦うことも想像しながら試合を見ていて、本当に激しく厳しい試合になると思った。それを考えた時にヨーロッパで戦っている選手たちは、もしかしたらあれ以上に激しい中でプレーしていることも想像できている」と話した。