「アジア大会・サッカー女子・決勝、日本代表４－１北朝鮮代表」（６日、杭州）

　日本が後半ゴールラッシュで北朝鮮を圧倒し、連覇を飾った。試合の中で北朝鮮は非情な交代策をみせた。

　１－１で迎えた後半。２０分に日本はコーナーキックのチャンスを大沢が頭で合わして勝ち越すと、同２４分には谷川が鮮やかなミドルシュートを決めて追加点。さらに直後に千葉が決めて、試合を決定づけた。

　ここで北朝鮮はフィールドプレーヤー２人に加え、ＧＫも交代。４失点を許した背番号１の主力ＧＫキム・ウンフイはベンチで顔を覆い、涙にくれた。ＴＢＳで解説を務めた福田正博氏は「分かりますけど、懲罰的な感じに見えますね。流れを変えたいということかもしれないですけど。厳しい交代になりましたね」と、語った。

　さらに終盤には途中出場させた選手をさらに交代させる場面も。福田氏は「選手にとってはキツい。ＧＫも含めて懲罰的な感じにはみえますね」と語った。