サッカー日本代表 主将・遠藤、W杯アジア予選に言及「アジア地域の発展」「やり方はいろいろある」17日チュニジア戦

 カナダ戦を4-1で快勝したサッカー日本代表は15日、国際親善試合、チュニジア戦(17日・ノエビアスタジアム神戸)に向け神戸市内で調整した。11月から始まるW杯アジア2次予選を前に最後の代表戦。主将を務めるMF遠藤航(リバプール)は出場国の実力差は大きく、大差がつく試合も多いアジア予選に関し、改めて言及した。

 「デメリット、メリットがあると思う。日本サッカーの成長を考えるとなかなかそこは難しいところではあると思う。でもその2次予選の国からするとやはり日本代表が来るという意味では自分たちの国に日本代表が来て試合を見られる。そういう興行的な部分ではすごくポジティブなのかなみたいなところは思いつつ。あとは逆に、この2次予選がない方がいいとなった時に、自分たちは何をするのかというところで、親善試合を組むとしても南米は予選が始まっているし、欧州も何かしらの予選がある。現実的に他の強豪国と練習試合を組めるのかという状況を含めて考えると、なかなかそれを変えていくのが難しいのかなとは思いつつも、ただアジアの中で2次予選、最終予選という区切りをするのではなくて、いろんなW杯に出た国とかFIFAランクで上にいる国のグループで分けるとかね、そのへんのやり方はいろいろとあると思う。もちろん今はそれを強く自分が発信するタイミングではないと思うけど何かしらそのうち提示できればいい」。

 日本代表に関して言えばW杯優勝が目標。「2次予選に関しては当たり前に勝たないといけない。どちらかというと今回のカナダとチュニジアにしっかり勝つということにフォーカスしている。2次予選のための準備ではなく、今やっていることは自分たちはW杯で優勝するためにやっていることなので、そこは勝って当たり前というか。短期的なところでいうとアジアカップがあるので、そこで優勝する目標はあるが、どちらかというとそういうところを目指して今はやっている」と、見据えた。

 まずは昨年敗れたチュニジアへのリベンジへの思いは強い。「2回は負けたくない。日本でいうと相手が前回負けたとか勝ったではなく自分たちが成長するために今チュニジアに対して何をしないといけないのかというのにフォーカスしているほうが割合的には高いのかなと思う。前回のドイツ戦の方が今の自分たちの立ち位置を測る意味ではすごく重要な試合だった。そこから勝っているという意味でいうと、チュニジアもいいチームではあるが、自分たちが目指しているところからするとしっかり勝たないといけない」と、必勝を誓った。

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