日本代表 左サイドは旗手先発か 奥抜、南野も候補 GKは鈴木彩艶 森保監督が17日チュニジア戦に向け会見
サッカー日本代表の森保一監督が16日、チュニジア戦(17日・ノエビアスタジアム神戸)に向け、会見した。チュニジアには昨年6月14日、キリン杯決勝で0-3の完敗。1年4カ月ぶりリベンジ戦で求められるのは結果と内容だ。
「去年負けてしまった相手。まずはチームとしてホームでの戦いで勝てるように。全国のみなさまに勝利を届けられるように。より高みを目指していかないと、突き付けていかないと。チームと個のレベルアップを積み上げていけるように戦いたい」と決意表明。
ケガ人、コンディション不良も続出し複数ポジションの起用も視野。特に三笘薫(ブライトン)が不在でFW中村敬斗(スタッド・ランス)も負傷で離脱した左サイドの起用が注目される。「ウイングを本職とする選手は足りていない状況なので今いる選手の中でチームとして戦いの幅を広げられる起用を考えたい。カナダ戦から選手を入れ替えて戦う。システム4-2-3-1からスタートと考えている」と説明。
左サイドの代役として旗手怜央(セルティック)を1番手に指名。「旗手はポリバレントな力がある。あしたの試合は旗手をスタートとして考えたい」と明言。W杯カタール大会までで左サイドを務めた南野拓実(モナコ)、体調不良から回復している途中合流の奥抜侃志(ニュルンベルク)も候補とした。
DF伊藤洋輝(シュツットガルト)が離脱し、手薄な左サイドバックには「中山(雄太)、冨安(健洋)、町田(浩樹)ができる。橋岡(大樹)もできる。そこは起用を考えたい」と挙げた。
GKに関しては鈴木彩艶(シントトロイデン)を抜てき。「大迫(敬介)も結果を出して評価をしているけどよりGKの全体の経験値を上げるため、W杯アジア予選、アジアカップへ向けベストな選択をしていきたい」。11月のW杯アジア2次予選、来年1月のアジアカップに向けた仕上げに全力を尽くす。