久保建英 ノエスタに好印象 J1初G思い出の地で大暴れだ 17日神戸でチュニジア戦
サッカー日本代表は16日、「キリンチャレンジカップ2023」のチュニジア戦(17日・ノエビアスタジアム神戸)へ向け、神戸市内で前日練習を行った。MF久保建英(22)=レアル・ソシエダード=は、横浜M時代にJ1初ゴールも決めた験のいいスタジアムで活躍を誓った。
勝利へのイメージが明確に思い浮かぶ。久保は神戸での試合について「験担ぎは嫌いなので」としながら「ここであまり負けていないので、そういったところもポジティブ要素なのかな」とノエスタの印象を語った。
昨年の親善試合のガーナ戦で代表初ゴールを挙げ、横浜M時代の18年にはJ1初ゴールも記録している思い出の地。「あの時(代表初ゴール)はうれしかった。ずっと入っていなかったんで」とし、「良いイメージ?ありますよ」と、験の良い場所での一戦を前に言葉も弾んだ。
成長を遂げた久保は、クラブで今季8試合で5得点1アシスト。三笘や鎌田が不参加の今シリーズで中心としての活躍が期待されるが「元々彼らがいてもいなくても、僕は主役になるつもりで来ている。そこは変わらない」と自信をみなぎらせた。
チュニジア戦ではトップ下か右サイドで先発の可能性もある。「右で出た場合は縦にも中にも行けるのが僕の特長。1枚くらいなら全然余裕かな」と強気の姿勢を見せ続けた。
この日の練習ではFKを決めたと明かした久保。「明日、FKがあったら蹴ります。今まで僕が出ていて、FKのチャンスで蹴らなかったことはない。その姿勢は継続です」。来月のW杯アジア2次予選前の最後の試合で、代表の未来を担う輝きを放つ。