日本代表 古橋亨梧が凱旋弾 昨年はW杯メンバー落選「まだまだ成長しないと」第2次森保ジャパンでこそ絶対的存在へ

 笑顔で手を振りながら引き揚げる日本代表・古橋亨梧(撮影・中田匡峻)
 前半、先制ゴールを決めた日本代表・古橋亨梧(撮影・中田匡峻)
 先制ゴールを決めた日本代表・古橋亨梧(中央)と久保建英(右)と中山雄太は喜ぶ(撮影・中田匡峻)
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 「国際親善試合、日本代表2-0チュニジア代表」(17日、ノエビアスタジアム神戸)

 日本代表は2発でチュニジア代表に快勝し、6連勝とした。

 先制点は前半43分。旗手怜央(セルティック)のパスが相手DFに当たり、古橋亨梧(セルティック)がボールを拾うと一気に抜け出し、右足でゴール右隅へ決めた。6月のエルサルバドル戦以来4試合ぶりの得点で、かつてプレーしたJ1神戸のホームでの凱旋弾となった。「まずチームが勝ったこと、その中で勝利に貢献できるゴールを決められたこと、ノエスタで決められたことはうれしいです」と振り返り、「まだまだ成長しないといけない。クラブに帰って頑張りたい」と語った。

 A代表通算5得点目となった。昨年のW杯カタール大会のアジア最終予選では招集され、7試合に出場したが主に途中出場でノーゴールだった。本大会のメンバーにも選出されることなく悔しさを味わった。ただ、所属するスコットランド1部では22-23シーズンに公式戦44試合34得点という数字を残し結果でアピールを続けた。

 カタールW杯後、最初の活動だった3月にも古橋の名前はなかった。「この一回だけが代表活動ではない」という森保一監督の言葉を信じ、あきらめることはなかった。

 第2次森保ジャパンの2度目の活動となった6月には古橋が復帰した。「自分にフォーカスして、自分がやれることをやり続ければ呼んでもらえると思った。頑張って、頑張った先にピッチで表現できたら。ゴールという形でうまく表現できたらと思って頑張ってきた」。代表から離れた期間も「常に(活動を)見ていて刺激になった」と結果を残す力になった。

 古橋はハーフタイムでの交代となったが、古巣の神戸でゴールを挙げた。J2岐阜から移籍後、元スペイン代表のイニエスタら世界的な選手とともにプレーしたことも急激な成長につながった。自らを育ててもらったホームで日本代表として恩返しの1点となった。

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