U22日本代表 米国に4失点完敗 対応力に課題 大岩監督「次に向けていいレッスン」
「U-22国際親善試合、日本代表1-4アメリカ代表」(17日、フェニックス)
来年のパリ五輪出場を目指すサッカーのU-22(22歳以下)日本代表は17日、米アリゾナ州フェニックスで行われた国際親善試合でU-22米国代表に1-4で敗れた。日本は前半早々に失点。松木玖生(FC東京)のゴールで追い付いたが、その後に勝ち越し点を奪われて前半を1-2で折り返した。後半は2失点して突き放された。U-22日本代表は米国遠征を1勝1敗で終えた。
来年のパリ五輪出場を決めている米国に、日本は完敗した。スピードや力強さを見せつけられ、大岩監督は「局面では対応できていた(場面もあった)と思うが、90分の中でやらなければいけない」と試合全体を通した対応力を課題に挙げた。
前半6分、不用意な横パスを奪われ、一気に突破されて先制を許す。その後に追い付いたが、前半終了間際に自陣の左サイドを攻められ、クロスから勝ち越された。大岩監督は「試合になったときは地力が出る。目をそらさずに、次に向けていいレッスンにしようと選手たちには話した」と切り替えを強調した。