J1首位・神戸、大入り国立で鹿島突破しV加速!苦手中断明けも吉田監督「モチベーション低い選手1人もいない」

 練習後、オンライン取材に応じる吉田監督 ©VISSEL KOBE
 練習後、オンライン取材に応じる佐々木 ©VISSEL KOBE
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 J1首位の神戸は20日、神戸市内で鹿島戦(21日、国立)に向け調整した。残り5試合、2位横浜Mと勝ち点4差をつけ、初リーグ優勝へラストスパート。最短で28日の湘南戦(レモンS)で優勝が決まる可能性もある。オンライン取材に応じた吉田孝行監督は「3週間空きましたけどいい準備ができた。選手達の練習に取り組む姿勢も含めていい準備できた。勝ち点3を取って終わりたい」と意気込んだ。

 4月15日、アウェーで5ゴールを奪い圧勝した鹿島はそこから立て直し4位にまで浮上。「いろんなことができるチーム。パスをつなぐことがでるし、長いボールでプレスを外していくことができる、一人一人の質が高いしインテンシティーも高い。非常にいいチーム」と警戒した。

 9月29日、横浜Mとの天王山をアウェーで制してから代表戦ウイークで約3週間の中断期間。今季は2週間以上のブレーク後の試合に苦戦している。

 6月10日のC大阪戦は1-2で敗戦。8月6日の横浜FC戦は0-2で完敗。9月16日・広島戦も0-2で敗れており、今季喫した5敗中、3敗が中断明けとなっている。

 監督は「中断明けはちょっと緩くなってしまったりはあるけど、現状で選手達も残り試合が少ない中でやってくれるし、一人一人が分かっている。いい状態でできる」と、優勝へ突き進む中で、もう緩さは一切ない。さらに約5万人の観客が見込まれる大入りの国立が後押し。「いいスタジアムの雰囲気でその中でモチベーションを低くやる選手は誰ひとりいない」と断言した。

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