「久保には何年もここにいて欲しい」 レアル・ソシエダード会長が久保建英の去就に言及

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・ソシエダードのホキン・アペリバイ会長が、所属の日本代表MF久保建英の去就について言及した。現地では前所属レアル・マドリードへの復帰が既定路線のように報道されており、その判断もレアル側の意向が反映するかのような論調。取材に応じた同会長は前述の雰囲気を否定した上で、久保が長期間にわたってチームに留まることを願った。スペインのアス紙など複数メディアが20日までに報じている。

 同会長は久保の契約内容について「ラ・レアル(レアル・ソシエダード)が権利の100%を保有している。仮に売却した場合、売却益の50%はマドリードのもの。しかし、売却するかどうかの決定はラ・レアルが行う」と明言。さらに「契約延長するかは久保の個人的な夢が実現するかどうか。全ては決断する彼しだい。願わくば長い間、彼にここにいて欲しい。私はそう望んでいるし、そうなると思う」と久保との契約延長を熱望した。

 「マドリードは偉大なクラブで、マドリードの危険性は存在している。なぜなら一般的な選手の希望というものは、そういうタイプのクラブでプレーすることだから」とレアル・マドリードへの警戒感も示した同会長。そして「我々が目指すのはラ・レアルが偉大なクラブの一つになり、選手たちが何年もここに残りたいと願ってくれること」と願った。

 久保の去就は、今季の好調ぶりと比例して注目を集めており、特に前所属であるレアル・マドリードとの関係を伝えるものが大半。中には「すでにペレス会長が来季の久保の獲得を決めた」「久保は主力として迎えられない限り移籍しない」といった憶測が広がっている。他にも、アーセナルなど英プレミアリーグの複数クラブへの転出を扱った記事が出ている。

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