負傷で代表離脱の神戸GK前川黛也が強行出場で勝利貢献「僕は恐怖心のない人間」森保監督の前でアピール

 後半、鹿島・松村優太(左端)にゴールを決められる神戸・前川黛也(右端)=撮影・吉澤敬太
 前半、ゴール前に入ったクロスボールを素早くキャッチする神戸・前川(右)=撮影・吉澤敬太
 鹿島に勝利し、国立を埋めたサポーターと喜び合う神戸イレブン(撮影・吉澤敬太)
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 「明治安田生命J1、神戸3-1鹿島」(21日、国立競技場)

 日本代表を左手の負傷で離脱した神戸GK前川黛也(29)が強行先発出場。まだ痛みの残る手で何度もハイボールに飛び込み、終盤の1失点のみで鹿島を抑えた。

 17日の練習公開日にはまだ患部にテーピングを巻き、手を使うメニューは回避していた。チームへの全体合流は19日だったが、ド根性で自らGOサインを出した。「言い訳はできない。迷惑をかけないなら出ない方がいいし、僕自身はチームのために100パーセント貢献できると思った。自信を持っているからこそ、ピッチに立っている。これからもケアしながら100パーセントで戦いたい」と言い切った。

 試合になれば恐怖はない。「ピッチにはいればハイになる。僕は恐怖心のない人間。いつもと変わらず飛び込んでいける」と、言い切った。

 この日は国立を訪れ試合観戦した森保一監督の前でアピールになった。「代表を辞退することになって、残念ですけど、代表を再び目指すというのは遅くないし、プラス、チームでの優勝はなかなかない。チームでの優勝を勝ち取りたい。自分自身もそこに照準を合わせてよかった」と、優勝&再招集を目指す。

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