高校サッカーの名将が1年で導いたJ1昇格 町田・黒田剛監督、目赤く「不安と背中合わせで寝れない日々」も青森山田に感謝「28年の年月あったから」

 黒田剛監督
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 「明治安田生命J2、熊本0-3町田」(22日、えがお健康スタジアム)

 J2首位の町田が熊本に3発で快勝し、8月以来の2連勝で初のJ1昇格を決めた。勝てば無条件でクラブ初昇格が決まる一戦を制した。黒田剛監督はアマチュアからプロに転向して1年でJ1に導いた。

 黒田監督は試合後のインタビューで赤くなった目で「なんというか、この1年間、きょう戦った選手だけでなく、ベンチ外の選手も含めて1人たりとも離脱、脱線することなく、チームの勝利のために誠実に向き合ってくれた。J1昇格、町田の歴史を変えることに、気持ちを込めて戦ってくれた。感謝の思いでいっぱいです」と語り、「町田43万人に見守られながら、この町田は存在している。いい報告できることを嬉しく思う」とうなずいた。

 高校サッカー界からの転身を振り返り「日々不安と背中合わせで、毎晩寝れない日々も続いたが、28年の年月があったからこそ、今年1年のチャレンジできた。青森山田学園の方に感謝したい」と、振り返った。

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