ビニシウス、人種差別行動のファンに苦言「こういう人たちは刑事罰を受ける必要がある」

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのブラジル代FWビニシウスが21日のセビリア戦で自身に対してゴリラのモノマネをするような人種差別的な挑発行動があったと告発、法律改正などの社会的な働きかけが必要だと訴えた。

 ビニシウスは自身のソーシャルネットワークで「残念なことだが、またあった人種差別的なビデオにアクセスすることができるが、今回は一人の少女がやっていた。誰も彼女を教育しないのは残念なこと」だとし「スペイン政府が自分たちのすべき責任を果たし法律を変えることを期待している。それがワールドカップ2030への準備の大きな一歩になるかもしれない」している。

 なおセビリアは人種差別的な侮辱行為があったとしてファンの一人をスタジアムからの退去を求め、警察に通報、クラブ会員として除外したことを発表、同様のケースが繰り返されないための強いメッセージとして内外にアピールしている。

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