J1初昇格の町田 現役引退の元日本代表・DF太田宏介「すごくうれしい」黒田監督のマネジメントには「ずばぬけている」
「明治安田生命J2、熊本0-3町田」(22日、えがお健康スタジアム)
J2首位の町田が熊本に3発で快勝した。8月以来の2連勝で3試合を残して2位以上を確定させ、初のJ1昇格を決めた。黒田剛監督はアマチュアからプロに転向して1年でJ1に導いた。
チームは試合のあった熊本から町田のクラブハウスに戻り取材対応。現役引退を発表している元日本代表DF太田宏介(36)は2試合連続の先発出場で勝利に貢献し、「この自分の愛するクラブ町田で今まで見たことのなかった景色を見ることができて、本当に大きな大きな壁でしたけど、J1昇格という目標を成し遂げられたことはすごくうれしい。今はすごくほっとしてます」と喜んだ。
太田は青森山田からプロに転向した黒田監督については「黒田さんのマネジメントを含め、チームをここまで常勝軍団にたった1年で作り上げたところは、これまで18年間いろんな監督のもとでプレーさせていただきましたけど、ずばぬけている」と話した。
A代表としては7試合に出場し、国内ではFC東京や名古屋など、海外でもオランダのフィテッセやオーストラリアのパース・グローリーでプレーした経験がある。「サッカーは夢のあるスポーツ」と語り、引退後について「何らかの形でこのクラブの発展に関わっていきたい」と明かした。