バルセロナに17歳の超新星出現 公式戦初出場→23秒後に決勝弾のド派手デビュー「信じられない」
「スペイン1部リーグ、バルセロナ1-0ビルバオ」 (22日、バルセロナ)
バルセロナのFWマルク・ギウ(17)が、公式戦デビューから23秒後に初ゴールを沈めるという離れ業をやってのけた。後半34分に途中出場で公式戦デビューを果たし、最初のプレー機会で先制決勝ゴール。ポルトガル代表MFジョアン・フェリックスからのラストパスを受けて相手守備陣の背後に抜け出すと、間合いを詰めてきたスペイン代表GKウナイ・シモンとの1対1を冷静に制し、ゴールネットを揺らした。
エル・ムンド・デポルティボ紙やマルカ紙など現地メディアによると、同選手は試合後も「信じられない。まだ(深呼吸するのに)空気が足りない」と興奮。ピッチへ入る前にはシャビ監督から「全力で相手にプレッシャーをかけ、いくつかチャンスがあるはずだから、それを生かすように言われた」という。
自身の他にも複数の下部組織所属選手がトップチームでプレーしていることには「ラ・マシア(バルサ下部組織)は機能し、とても良い仕事をしている。このクラブの難しい時期にはカンテラをうまく使わなければならない」と話した。
17歳291日の同選手はバルセロナ郊外出身で、7歳からクラブ下部組織に所属。6月に日本で行われた元スペイン代表イニエスタの日本でのラストゲームとなった神戸-バルセロナ戦で、トップチームの試合に初出場した。今季はユースチームで5ゴールを決め、Bチームでもプレーしている。