J3で5位FC大阪がJ2ライセンス不交付 アカデミーが未充足 近藤社長「悔しい、納得のいくものではない」J理事会

 Jリーグは24日、理事会を行い、J2とJ3クラブライセンスの判定結果を公表した。J3の11クラブに関して審議し、FC大阪を除き、奈良など10クラブにJ2ライセンスが交付された。

 発表によれば、FC大阪は、J2クラブライセンス交付規則における競技基準で「アカデミーチーム(U-15チーム)」が未充足のため、不交付と判断された。J3基準は充足しているため、J3クラブライセンスが交付された。

 FC大阪はJ3残り6節で5位に付けており、J2昇格圏の2位に入る可能性があった。

 FC大阪は近藤祐輔社長のコメントを発表。「クラブとして今季のJ2昇格を目指して挑戦しておりましたが、このような結果となり、今季の昇格を目指し全力で戦ってくれていた選手スタッフはじめ、ファン・サポーターの皆様には、大変申し訳なく思っており、非常に悔しい気持ちでいっぱいです。今回、Jリーグクラブライセンスの基準に対しての相違がありましたが、昨今、スタジアム要件の不確定要件が残されていても、暫定的特例処置でクラブライセンスが交付されているクラブが多くある中、アカデミーのライセンス基準に対して、リーグの指導のもと、進めてきたのにも関わらず、今回の理事会での不交付となったことは、我々にとって納得のいくものではありません」と、残念な思いを吐露。

 さらに「しかし今回のことを真摯に受け止め、FC大阪はここで立ち止まらずJ2クラブライセンスにおける課題を解決し、さらなる飛躍を目指して挑戦して参ります。なお今回基準未充足と判定されたアカデミーチームのU-15につきましては、現在17選手の加入が内定、本年内中にトレーニング等の活動を開始する予定となっており、2024年2月の高円宮杯U-15サッカーリーグ 大阪アドバンスリーグへの参戦に向けて準備を進めております」と、課題解決と、指摘されたアカデミーの現状に関し説明した。

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