浦和、サポーター暴動問題で再発防止施策の進捗状況を報告 11月14日に第一回第三者委員会実施

 J1浦和は26日、天皇杯4回戦(9月2日・名古屋-浦和、CSアセット港)で起こった一部浦和サポーターの暴動騒ぎに関して、同19日に示していた6項目の再発防止施策について、一部項目の進捗(しんちょく)状況を発表した。

 「違反行為に対する新たな処分基準の策定」および「処分および処分解除決定の運用プロセスの見直し」について、処分の厳罰化などを目的に日本サッカー協会(JFA)、Jリーグのガイドラインのみに即して罰則を科すクラブの処分基準の見直し。当該ガイドラインに定めの無い永久入場禁止処分、損害賠償請求権の行使等を含むクラブ独自の処分基準を盛り込んだ。

 処分、処分解除の決定はクラブ内にコーポレート部門を所掌する取締役を委員長としたコンプライアンス委員会を設置。同委員会内での協議を経て決定し、同委員会が必要があると判断した場合は社外有識者等の助言を得た上で決定する。

 また「ファン・サポーターのみなさまや外部アドバイザーからなる第三者委員会の立ち上げ」については、教育界、法曹界、マスコミ界などからも委員を選任。11月14日に第一回第三者委員会実施を決定し、同委員会の活動報告を含むクラブ主催のシンポジウムを24年2月に開催を予定。ファン、サポーターとの意見交換の場とすることも示された。

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