「女子パリ五輪アジア２次予選、日本代表７－０インド代表」（２６日、タシケント）

　サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が後半のゴールラッシュでインドに快勝。代表追加招集となったＭＦ中嶋淑乃（広島）が国際Ａマッチ初ゴールを含む２ゴール２アシストの活躍だった。

　極端に引いて守るインドに対して、試合開始から攻め込みながら得点を奪えなかった日本。だが、前半１７分にＭＦ長谷川からのパスに抜け出し、エリア内左から左足のシュートでゴールネットを揺らし、国際Ａマッチ初ゴールを記録した。

　さらに後半１分には右からのＤＦ守屋のクロスを右足で押し込み追加点を奪う。ここから日本は、さらに立て続けに林、田中美、守屋のゴールで３点を奪って突き放した。

　その後も攻撃の手を緩めず、後半２８分に左サイド深く進入しした中嶋が折り返し、最後はＦＷ清家が決めて６点目。そして後半３６分は再度中嶋が左サイドから中央へ折り返し、ＭＦ猶本のゴールで７点目を挙げた。

　中嶋は今年９月から中国・杭州で開かれたアジア大会に出場し、決勝の北朝鮮戦で先制点を挙げるなど、日本の優勝に貢献。その後はＷＥリーグ杯で所属する広島の初優勝にも貢献していた。当初、五輪予選メンバーには選出されていなかったがＦＷ藤野の故障で追加招集されていた。