J1浦和 鹿島とドローで逆転Vより厳しく スコルジャ監督「最後まであきらめずに戦いたい」

 試合終了間際、ボールがサイドラインを割り悔しがる浦和・酒井
 後半、ゴールを狙う浦和・安居(左)
 鹿島と引き分けた浦和イレブン
3枚

 「明治安田生命J1、鹿島0-0浦和」(28日、カシマスタジアム)

 浦和が鹿島とスコアレスドローで2連勝を逃した。他会場の首位・神戸の引き分けにより逆転優勝の可能性を残したが、残り3試合で勝ち点8差という厳しい状況。マチェイ・スコルジャ監督は「全体的にいい守備ができたと思う。全体的に大きなハードワークをしてくれた。彼ら(選手)のことを悪く言うことはできない試合だった」と振り返った。

 アウェーでの鹿島戦に限れば7試合ぶりの勝利を目指したが、勝ち点3を積み上げることはできなかった。前半から激しいボールの握り合いで、同34分には決定機を迎えた。MF岩尾憲のフリーキックからゴール前のDFマリウス・ホイブラーテンがヘディングシュート。しかし、相手GKに好セーブされた。

 集中した守備で得点を与えず0-0で折り返した。だが後半も得点を奪うことはできず、リーグ戦での6月の対戦に続いて0-0で終わった。指揮官は「(首位と)勝ち点差が8で残り3試合というわれわれにとっては厳しい状況です。しかし最後まであきらめずに戦いたいと思います」と前を向いた。

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