森保監督がアーセナルDF冨安へ感謝「お母さんが闘病している時も代表に来てくれて」「戦う姿を見せてくれた」
サッカー日本代表の森保一監督(55)が29日、Jリーグ第31節・柏-川崎(三協F柏)を視察。昨年に母を亡くしていたことを自身のSNSで明かした日本代表のアーセナルDF冨安健洋(24)について、母親の闘病中も代表招集に応じた姿へ感謝の言葉を語った。
冨安は28日のシェフィールド戦でアーセナル移籍後初ゴールを記録。試合後に自身のSNSで「このゴールは昨年亡くなった母にささげる」とつづった。
森保監督は「お母さんが闘病している時も代表に来てくれて、日本のために戦う姿勢を見せてくれた。集中できないようなメンタリティーの中でも頑張ってくれていたなという姿を見せてもらっていた」と、つらい思いを抱えながら日本のために戦った姿に感謝の言葉を述べた。
故障を乗り越えて9月の欧州遠征から代表に復帰した冨安に「(故障の)以前よりレベルアップしている」と称し、「お母さんが天国から見守ってくれていて、本人の成長にもつなげてくれているのかなと思う」と話した。