「女子パリ五輪アジア２次予選、日本代表２－０ベトナム代表」（１日、タシケント）

　日本は２発でベトナムに勝利した。３連勝で２次予選突破を決め、パリ五輪出場へ前進した。

　主導権を握って試合を運んだ。前半１６分にＦＷ千葉玲海菜（千葉）が打つまでシュートがなく苦戦したが、同３３分に相手のミスからボールを奪うと、左サイドを抜け出したＭＦ宮沢ひなた（マンチェスターＵ）のパスを逆サイドのＤＦ清水梨紗が詰めて先制点を奪った。

　引き分け以上で１次リーグ突破が決まる一戦だった。１０月２９日の第２戦のウズベキスタン戦から先発メンバー３人を変更した。ＭＦ長谷川唯（マンチェスターＣ）やＦＷ田中美南（ＩＮＡＣ神戸）らが名を連ね、ほぼベストメンバーで臨んだ。

　前半を１－０のリードで折り返すと、後半開始から投入されたＤＦ守屋都弥（ＩＮＡＣ神戸）が今大会２ゴール目で追加点。日本は守備でも無失点に抑えた。各組１位と、２位のうち成績最上位１チームの計４か国で争う来年２月のアジア最終予選へ駒を進めた。