なでしこジャパン 1位突破で最終予選進出 五輪に向けまた一歩前進 清水先制弾でベトナムを2-0で下す

 3連勝でアジア最終予選進出を決めたなでしこジャパン=タシケント
 日本-ベトナム 前半、先制ゴールを決める清水(奥右)
2枚

 「女子パリ五輪アジア2次予選、日本代表2-0ベトナム代表」(1日、タシケント)

 C組の最終第3戦が行われ、世界ランク8位の日本代表「なでしこジャパン」は同34位のベトナムを2-0で下して同組首位となり、来年2月の最終予選進出を決めた。日本は3連勝で勝ち点9、ベトナムは同3。日本は前半にDF清水梨紗(27)=ウェストハム=が先制。後半にDF守屋都弥(27)=INAC神戸=が加点した。アジアの五輪出場枠は「2」。最終予選はホームアンドアウェー方式で争われる。

 3連勝で2次予選突破を決めた。序盤は苦戦したが、前半40分に相手からボールを奪うとMF宮沢のパスから清水が先制点を奪った。後半9分にはゴール前の混戦から、最後は途中出場の守屋が追加点。池田監督は「首位で最終予選に駒を進めたことをうれしく思う」と喜んだ。

 清水は22年に日テレ東京Vからイングランドのウェストハムに移籍。海外で豊富な運動量と技術に磨きをかけてきた。後半からはセンターバックに入って無失点にも貢献した。右サイドバックで途中出場した守屋は初戦のインド戦に続く今大会2ゴール目となった。

 引き分け以上で2次予選突破が決まる一戦だった。第2戦では最終予選の組み合わせもにらんで前半に2得点後、相手陣内でのボール回しで時間を進めて勝利。賛否を呼ぶ戦い方でも、パリ五輪出場権獲得のために確実な道を選んで第3戦につなげてきた。

 日本にとって今回の3連戦はいずれも格下。ただ、11年にW杯優勝を遂げたなでしこでも、16年リオデジャネイロ五輪ではアジア最終予選で敗れ、本戦に出場できなかった過去もある。「女子サッカーの歴史を背負っている。緊張感よりも責任感で戦いたい」と主将のDF熊谷。今回こそ油断することなく本大会をつかむ。

 3連勝で2次予選突破を決めた。序盤は苦戦したが、前半40分に相手からボールを奪うとMF宮沢のパスから清水が先制点を奪った。後半9分にはゴール前の混戦から、最後は途中出場の守屋が追加点。池田監督は「首位で最終予選に駒を進めたことをうれしく思う」と喜んだ。

 清水は22年に日テレ東京Vからイングランドのウェストハムに移籍。海外で豊富な運動量と技術に磨きをかけてきた。後半からはセンターバックに入って無失点にも貢献した。右サイドバックで途中出場した守屋は初戦のインド戦に続く今大会2ゴール目となった。

 引き分け以上で2次予選突破が決まる一戦だった。第2戦では最終予選の組み合わせもにらんで前半に2得点後、相手陣内でのボール回しで時間を進めて勝利。賛否を呼ぶ戦い方でも、パリ五輪出場権獲得のために確実な道を選んで第3戦につなげてきた。

 日本にとって今回の3連戦はいずれも格下。ただ、11年にW杯優勝を遂げたなでしこでも、16年リオデジャネイロ五輪ではアジア最終予選で敗れ、本戦に出場できなかった過去もある。「女子サッカーの歴史を背負っている。緊張感よりも責任感で戦いたい」と主将のDF熊谷。今回こそ油断することなく本大会をつかむ。

 ◆DF清水「(先制点は)ひなた(宮沢)が自分の方を見てくれていたので、詰めていって良かった」

 ◆DF守屋「自分の目の前にこぼれてきた。結構相手はいたが、タイミングをずらして落ち着いて流し込めた」

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