横浜M・角田 ヘッドキャップ着用して練習合流「もうこれ以上離脱したくない」下顎骨骨折から早期復帰目指す

 J1横浜Mは2日、横須賀市内で練習を公開し、15日のルヴァン杯準決勝第2戦の浦和戦で下顎骨骨折を負ったDF角田涼太朗が部分合流していた。この日はヘッドキャップを着用し、負傷部分を保護した状態で参加。「僕だけの意見ではどうしようもできないので明言はできない」とした上で「僕の意思はもうこれ以上離脱したくない。すぐにでもやりたい」と早期復帰へ強い思いを明かした。

 チームは負傷者が続出している中、3試合を残して首位の神戸と勝ち点2差で逆転優勝を狙う。角田自身は手術も行い、まだ固形物を食べることはできない状態。それでも、ゼリーやすりつぶした食事で必要な栄養を取り、体重は2キロ減ったものの長期離脱だけは避けた。

 3月には日本代表に選出された際に直前で負傷し、チャンスを逃した経験もあって「これ以上休みたくない」と今回は簡単にはチームを離れなかった。その上で「最後にもう一回立ち上がって、戦う姿を見せたい。それで勇気を与えられる立場でもある。自分の役割はそこ」と最後まで戦い抜く覚悟を口にした。

 ケビン・マスカット監督は角田について「しっかりやれている。その中でもあれだけのケガをしてピッチに立っているのは驚きです」と話し、「一番大事なのは彼の体」と復帰時期を見極めていく。

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