なでしこジャパンが帰国 パリ五輪へ最終予選の相手は北朝鮮 池田太監督「情報収集をしてどう戦うか」
パリ五輪アジア2次予選を3連勝で突破したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の一部の選手が2日、開催地だったウズベキスタンから帰国した。池田太監督が成田空港で取材に応じ「しっかりと首位通過をして最終予選に駒を進められたのはうれしく思う。選手もハードな中、しっかり戦ってくれた」と振り返った。
C組1位で突破した日本は来年2月の最終予選でB組1位の北朝鮮と対戦が決まった。池田監督は「相手が決まり、身の引き締まる思い。情報収集をしてどう戦うか準備したい」と話した。
男子のA代表も2026年W杯のアジア2次予選で北朝鮮と同組だが、同相手とのアウェーでの開催地は未定となっている。仮に敵地開催となれば「JFAで男子、女子、アンダーカテゴリーなど関係なく情報を求めていきたい」と一丸となって北朝鮮とのアウェーでの戦い方を対策していく。
アジアの五輪出場枠は2。最終予選はホーム&アウェー方式で争われる。12月には海外遠征を予定し、強化を進める。指揮官は「しっかり勝ち上がってパリ五輪への切符を手にしたい」と力を込めた。