九州出身の森保監督 福岡が九州で2クラブ目Jタイトル獲得に「サッカーを見てくださる方が多くなればうれしい」

ルヴァン杯決勝を視察する日本代表・森保監督
 優勝カップを掲げ笑顔の福岡・長谷部茂利監督(中)=撮影・三好信也
 浦和を破り初タイトルに大喜びの福岡イレブン(撮影・三好信也)
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 「ルヴァン杯・決勝、福岡2-1浦和」(4日、国立競技場)

 福岡が浦和を下して、クラブ史上初のタイトルとなるルヴァン杯優勝を果たした。視察した日本代表の森保一監督は試合後、「めちゃくちゃ良い試合。興奮した」と感想を語っていた。

 前半5分に福岡が先制。前半終了間際にも追加点を奪い折り返すが、後半13分にFW山岸のPKを浦和GK西川が止めると流れが変わり、後半22分に浦和がMF明本のゴールで1点差に迫る。だが、福岡がリードを守り切っての勝利に森保監督も「サッカーの素晴らしさが詰まっていた試合だった」と絶賛だ。

 九州のクラブがJの主要タイトルを獲得するのは08年にルヴァン杯を制した大分以来、2クラブ目。九州・長崎出身の森保監督は「九州にルヴァン杯のタイトルをもたらすチームがいて、またサッカーを見てくださる方が多くなればうれしいなと思う」と、福岡の優勝による九州でのサッカー熱の盛り上がりに期待を懸けていた。

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