J1神戸・吉田監督 負傷した山口蛍の次節は「間に合うか分からない」マタは攻守に評価 C大阪と実戦
J1で首位に立つ神戸の吉田孝行監督は5日、負傷で前節10月28日の湘南戦(レモンS)を欠場したMF山口蛍の次節12日・浦和戦(埼玉)の出場に関し「同じ状況。間に合うか分からない」と語った。この日、神戸は大阪市内で関西ステップアップリーグのC大阪戦に臨み1-3で敗れた。
残り3試合、2位・横浜Mは勝ち点2差に接近する中、リーグ初優勝へ正念場だ。中盤で攻守のキーマン、山口の不在も想定し、この日はMF日高光揮をボランチでテスト。「いろんなところを見て、どういう評価かは練習からも試している」と監督は説明した。
前節では今季7ゴールを挙げるMF佐々木大樹も途中交代。ケガ人の回復次第では元スペイン代表MFフアン・マタ起用の可能性もある。この日は先発し、攻守に豊富な運動量で好機を作った。得意の左足でシュートも放ち後半途中までプレーした。監督は「コンディションはもともと動く選手。守りを意識しながらやってくれていて良かった。やり方を理解してくれてきょうはそこを意識してプレーしてくれた。(起用に関し)そこは競争。誰にでも言えること。ポジション的に薄いポジション。ケガ人が出て人数が足りないところもある」と、評価した。