「WEリーグ」高田春奈チェアの根底にある「社会貢献」という信念 父は〝ジャパネットたかた〟創業者

 女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」。けん引するのは2022年9月に2代目チェアへ就任した高田春奈チェア(46)だ。「ジャパネットたかた」創業者の明氏を父に持ち、実業家としての会社経営、そしてJリーグクラブの経営も経験。今後の女子サッカー発展を託された若きリーダーの人物像を担当記者が紹介する。

  ◇  ◇

 高田チェアの経歴は多岐にわたる。人事の仕事から始まり、代理店業務の会社経営、そしてJクラブの経営にJFAの副会長-。一見、統一性が見えにくいが、根底にあるのは「社会貢献」という信念。その一つの目的に突き動かされている。

 「それは自分が生きてきた中で変わらない軸としてあって、より貢献度合いが高いところに行けるように判断している」とした上で、現職についても「今が一番、自分たちのやっていることが社会を良くするという感覚を持っている」という。

 一方で中高生の頃はプロ野球の西武ファン。クールなイメージに反して「応援するときはめちゃくちゃ入り込んで、プレーヤーの気持ちとかを想像して感情移入してしまう」と熱い一面を持つ人だ。

 「ミーハーな感じに抵抗があった」と30年前のJリーグ開幕ブームに乗り切れなかったのに、今はサッカーに関わっているのも面白い。強い信念と熱さとちゃめっ気と…。この若きリーダーがどのようにWEリーグを発展へ導くのか、興味は尽きない。(デイリースポーツサッカー担当・中田康博)

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