元神戸ポドルスキ 7人制リーグ立ち上げも元ドイツ代表の同僚がライバルに?
サッカーポーランドリーグのグールニク・ザブジェに所属する元ドイツ代表で、J1神戸でもプレーしていたFWルーカス・ポドルスキがドイツで7人制サッカーリーグの立ち上げを進めている。ただ元ドイツ代表のMFトニ・クロース(レアル・マドリード、スペイン)も同じタイミングで別のリーグ発足を計画しており、奇しくも2014年ブラジルW杯優勝メンバーが袂を分けてライバルプロモーターとして対決する格好になる。ドイツの日刊紙、ビルドやスペインのスポーツ紙、マルカなどが伝えている。
報道によると、ポドルスキは元ドイツ代表のDFマッツ・フンメルス(ドルトムント、ドイツ)とともに計画を進めておりボーラー・リーグ(Baller League)と名付ける予定。元神戸のストライカーは若年層のサッカー離れの傾向に「我々は再びサッカーで子供たちを熱狂させなければならない。それが我々の取り組んでいることで、もっと短いプレー時間、小さいピッチ、さらに予測できない状況でやろうとしている」と言う。
一方のクロースはアイコン・リーグ(Icon League)を来年夏にスタートさせる予定。12チームで開幕を迎えることになっている。
以上の二つのプロジェクトのモデルケースは元スペイン代表のDFジェラール・ピケが複数のストリーマー(インターネット上の動画配信者)とともにスペインで始めたキングスリーグで、興行の成功から同リーグはイタリアとフランスでも同様のリーグを立ち上げる構想がある。