セルティック・前田大然が痛恨の一発退場 古橋亨梧はCL3戦連続ゴールならず 今季も未勝利
「欧州CL・1次リーグ、Aマドリード6-0セルティック」(7日、マドリード)
E組で古橋亨梧らのセルティック(スコットランド)はアウェーでアトレチコ・マドリード(スペイン)に0-6と大敗した。先発した古橋はCL3戦連続ゴールはならず、後半16分に退いた。前田大然は前半23分に一発退場となった。同組で鎌田大地が先発したラツィオ(イタリア)は、ホームで上田綺世のフェイエノールト(オランダ)を1-0で破った。G組で2連覇を目指すマンチェスター・シティー(イングランド)とライプチヒ(ドイツ)が決勝トーナメント進出を決めた。
セルティックは大量失点で敗れ、1次リーグ突破が極めて厳しくなった。0-1の前半23分に前田が一発退場となり、数的不利でなすすべなくアトレチコ・マドリードの猛攻を浴びる展開に。冷え込んだ敵地に駆け付けたサポーターは早々に退散した。
前線の右で先発した前田は果敢な仕掛けを見せていただけに、悔やまれる反則だった。球際で足裏を向けて接触する形となり、レッドカード。シャツの裾をまくって顔を覆い、痛恨の表情でピッチを去った。
その後はほとんどボールを前に運べず、CL2試合連続ゴールと乗っていた古橋はシュートを1本も打てないまま交代。屈辱的なスコアに終わり、ロジャーズ監督は「選手は全力を尽くしたが、アトレチコのクオリティーが上回った」と言葉を絞り出した。
未勝利で敗退した昨季に続き、今季もここまでまだ白星がない。残り2戦でスコットランド王者の意地を見せられるか。