ジダン氏が明かしたレアル時代に背番号「5」を選んだ理由
元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が、レアル・マドリード(スペイン)時代に背番号5を着けてプレーした理由について説明。フロレンティーノ・ペレス会長の考えを尊重し事実上、他に選択肢がなかったとした。スポーツブランド、アディダスが企画したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの対談で明かした。
ジダン氏はユベントス(イタリア)からレアル・マドリードへ移籍した時に「フロレンティーノは昔からの考えに忠実な人物で、サッカー選手の背番号は1から11だと言っていた。25や30、35はアメフトの背番号だと。私が加入した時、サンチェスが退団したばかりでこれを着けてくれと頼まれた。私は移籍初日だし、彼の言うことを聞いておこうということで『はい、はい』と答えた」としている。これを聞いたメッシは「では他にオプションがなかったんだ」と相槌を打った。
もっともジダン氏は背番号自体にそれほど強いこだわりがなかったのか「最終的には良かった。私にとって5番はマドリードの歴史で印象強いもの。(フランス代表などで着けていた)10番はいいが、5番もいい」と締めくくった。