J2東京V 最終節勝利も奇跡の逆転自動昇格ならず3位で昇格POへ 2位は磐田でJ1昇格決定
「明治安田生命J2、大宮0-2東京V」(12日、NACK5スタジアム大宮)
東京Vは2発で勝ちきった。必要な勝ち点3を得たが、磐田が勝利したため自動昇格の2位以内には届かなかった。
最終順位は磐田が勝ち点75で2位、東京Vが同75で3位、引き分けた清水が同74で4位となった。
すでに自動降格圏内21位が確定している大宮に対して前半からチャンスは作った。同6分にFW斎藤功佑がミドルシュートも枠を捉えることができず。同23分には左クロスからFW染野唯月がヘディングシュートの決定機も無得点で折り返した。
先制点は後半18分。自陣からのカウンターで右サイドを崩すと最後はMF綱島悠斗が押し込んだ。同33分にはMF中原輝が追加点を決めて2-0とした。
2008年のJ2降格以来に限れば、今季は10年、11年の、17年の5位を超える最高成績の3位。昨季途中から就任した城福浩監督の下、2季目を戦い、まずは球際、守備の意識から変化をもたらし失点はリーグ最少31まで減らした。この試合はまさに東京Vらしい試合でもあった。
ラスト10試合負けなし(6勝4敗)という強さを終盤に見せた東京V。16年ぶりのJ1復帰は3~6位のチームで行われる昇格プレーオフまでお預けとなった。