日本代表・森保一監督「誰が出ても勝つ準備してきた」負傷者続出で三笘ら離脱も

 前日会見を行う日本代表・森保監督(撮影・立川洋一郎)
 前日会見を行う日本代表・森保監督(撮影・立川洋一郎)
 ウオーミングアップのランニングをする日本代表メンバー(撮影・立川洋一郎)
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 「W杯アジア2次予選、日本代表-ミャンマー代表」(16日、パナソニックスタジアム吹田)

 日本代表の森保一監督は15日、ミャンマー戦に向け、試合会場で前日会見を行い「最善の準備をして、全力を尽くして戦いたい。皆さんの応援に応えられるようにベストを尽す」と意気込んだ。

 自身はW杯カタール大会に続き2度目の2次予選となる。「アジア予選は経験させてもらいましたが、どの試合も厳しい試合ばかり」と経験を語った。

 相手のミャンマーについては前回の2次予選でも戦った。森保監督は「時間とスペースを与えると技術を発揮して、われわれにとっては対応しづらいプレーをしてくる選手がいる」と警戒し、「見てくださっている方は当たり前に勝つと思われているかもしれない。当たり前に勝つほど難しいことはない。今持っているベストの力をぶつけていかないといけない」と力を込めた。

 21日にアウエーでシリアと対戦する中で、今合宿ではメンバーに招集されたMF伊藤敦樹(浦和)、MF川辺駿(スタンダール)、前田大然(セルティック)、古橋亨梧(セルティック)、三笘薫(ブライトン)が負傷などで離脱や辞退をしている。

 指揮官は「アジアの戦いは想定外のことが起こると常に思いながら柔軟に覚悟を持って戦わないといけない。招集できなくなってしまったことはまずは選手が一番悔しい思いを持っている」と離脱した選手を思いやり、「組もうとしたメンバー構成ができなかったりは痛いことではあるが、これまでの誰が出ても機能する、誰と組んでも機能する、そして誰が出ても勝つというところを準備してきた。『俺がやってやる』という強い気持ちと力を持った選手がいるので、日本代表チームとして常に100%の力を発揮できるように戦いたい」と語った。

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