サッカー日本代表 堂安律、古巣パナスタで代表初弾だ!10月戦線は親知らず治療で回避「歯を押さえながら見ていた」

 日本代表・森保監督(左)と言葉を交わしながらグラウンド入りする堂安律(撮影・立川洋一郎)
 言葉を交わしながらランニングする堂安律(左)と南野拓実(右)=撮影・立川洋一郎
 ミャンマー戦に向け明るい表情で調整する堂安(左端)、相馬(右から2人目)らイレブン
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 「W杯アジア2次予選、日本代表-ミャンマー代表」(16日、パナソニックスタジアム吹田)

 日本代表は15日、大阪市内で調整し、10月の日本代表戦を親知らずの治療のために回避したMF堂安律(25)=フライブルク=が古巣G大阪の本拠地パナスタで代表初ゴール奪取を誓った。代表では6得点を挙げている背番号10。「代表戦でまだ点を取っていないので、そろそろ決めたい」と、W杯を目指す初戦で凱旋弾を予告した。

 10月、日本がカナダ、チュニジア戦で快勝するのを映像で見ていた。「うらやましいなという思いで歯を押さえながら見ていた」と歯痛に耐えながら、悔しい思いだった。

 治療を終えた10月21日、ボーフム戦ではヘッドでシュートを決める意地の一撃。「10月の代表戦の後くらいから少しずつコンディションも上がってきて、プラスの結果も少しずつ出るようになって、少しずつ風向きも変わってきている。ただ自分の経験でこういう時期が大事と知っているので、ネガティブにならずどう克服してやろうかと思いながら楽しみながら過ごしてきた」と語った。

 次回、北中米W杯を目指す第一歩。「海外組は連戦の中、こうやって全員集めてやっているのは監督も意図があると思う。W杯予選に向け、いいスタートを切るというのはミーティングでも全選手が認識している。全く違ったスタートになる。立ち上がり、圧倒できるように、日本代表の目が全然違うなと相手に思わせるような試合ができたらと思う」と油断は一切ない。

 背番号10が不在の代表戦を見て、改めて責任も痛感した。「ひしひしとメッセージを自分の中では受け取ったつもりなので。10月、いろいろ考え、思いは自分の中で整理した。元に戻ってやることは変わらない。毎回言ってますけど、常に敵は自分。自分に常にフォーカスを合わせてやれたら。最初10番を付けた時に言ったように自分の理想の10番になっていければ、それは自分に言い聞かせている」と話した。

 右ウイングはMF伊東純也(ランス)と強力なライバルとの競争。「自分の性に合っている。チャレンジ精神で今までやってきたし、一度たりとも自分が天才と思ってキャリアを歩んできた思いはないので。後は自分が調子悪い、不調な時でも堂安はやってくれるんじゃないかなみたいな、勝手に自分はみんなが思ってくれていると思っているので、そういう期待は持たせる選手になりたいし、魅力ある選手になりたい」と、力を込めた。

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