日本代表・森保監督 故障者5人目も前向き 揺るがぬ決意「誰が出ても勝つ準備してきた」

 「W杯アジア2次予選、日本代表-ミャンマー代表」(16日、パナソニックスタジアム吹田)

 サッカー日本代表は15日、大阪府内でW杯アジア2次予選B組初戦のミャンマー戦(16日=パナソニックスタジアム吹田)に向けた公式練習を一部公開。MF三笘薫(26)=ブライトン=が故障離脱となったものの、森保一監督(55)は現在のメンバーでの戦いに自信を示した。

 W杯への道は決して平たんではない。すべてを熟知する森保監督は「毎回コンディション的にもイーブンな状態で戦えない厳しい状況の中、勝っていかないといけないことは常に覚悟している」と故障者が続出する現状にも、ここから始まる戦いへの決意を示した。

 W杯アジア2次予選では23人枠となる中で、不測の事態が想定されるアジアの戦いを前に26人の選手を招集。だが、この日は三笘の故障による離脱が発表され、前田、古橋、伊藤敦、川辺に続き5人目の離脱者となった。

 だが、指揮官の自信は揺るがない。「誰が出ても誰と組んでも機能する、誰が出ても勝つことを準備してきた。日本代表チームとして常に100%の力を発揮できるように戦いたい」と話した。

 複数ポジションができる選手が多いことも大きい。左サイドを主戦場とする選手が不足しているものの「拓実(南野)もやっているし、拓磨(浅野)も左サイドでプレーした。相馬も(クラブで)ここ数試合は左サイドからスタートしている」と選択肢は失われない。

 この日のミーティングでも、選手へ「毎回の活動で招集した選手がベスト(メンバー)」と語り、予選開始前のアクシデントも「これだけ多くの選手を選べるという日本人選手の層の厚さ」と森保監督。日本が誇る総合力で難局を打破していく。

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