上田綺世 ハットトリックに「ホッとしている」昨年のW杯は出場1試合も「成長してる自負がある」

 後半、チーム4点目を決める上田綺世(撮影・中田匡峻)
 ボールを抱えながらスタンドのファンに手を振る上田綺世(右)。左は相馬勇紀(撮影・中田匡峻)
 前半、チーム3点目を決めても表情を崩さない上田綺世(撮影・中田匡峻)
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 「W杯アジア2次予選、日本代表5-0ミャンマー代表」(16日、パナソニックスタジアム吹田)

 日本が5発で白星発進を決めた。FW上田綺世(フェイエノールト)がハットトリックの活躍で勝利に導いた。「ホッとしているのが正直なところ。それは個人的な結果もそうだし初戦にも勝てたから」と喜んだ。

 前半11分。背後から南野拓実(モナコ)の浮き球のパスを上田がヘディングで押し込み先制点。同49分、後半5分にもゴールネットを揺らした。

 特に先制点は想定通りだった。序盤は守備時に最終ラインを5、6枚で固める相手を思うようには打開できなかった。だからこそ「重要なポイントだった」と高さという武器でゴールをこじ開けた。

 昨年のW杯カタール大会にはメンバー入りしたが、出場は1試合に終わっていた。今季はオランダ1部のフェイエノールトに移籍。「成長してる自負がある」と常に厳しい相手と戦いFWとしての総合力を高めている。

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