J1神戸・酒井高徳“先生”が夢語る 子どもたちにリーグ初制覇の誓い「優勝もたらしたい」
J1首位に立つ神戸のDF酒井高徳(32)ら3選手が16日、学校訪問授業「夢で逢えたら」で神戸市北区の小部(おぶ)東小学校で“先生”となり、児童らに夢を語った。同授業は2003年、当時、神戸に所属したカズこと三浦知良(ポルトガル2部・オリベイレンセ)が第1回としてスタートした。
酒井“先生”は今の夢を問われると「ヴィッセルに優勝をもたらしたい。神戸に来て3年、タイトルを取れなかった。苦しかった。その3年があるから頑張れる」と次節25日・名古屋戦(ノエスタ)にも決まるリーグ初優勝を子供たちに誓った。
自身の選手キャリアの美学にも言及。「最後辞めると決めた時、全部を出し切って悔いなく笑顔で終われる瞬間まで頑張る。それが自分のサッカー選手としての夢」と語った。
授業を終えた酒井は「夢ってなんだろうと、自分でも何か考えさせるところがあった。これから先、少しでも小学生の子の活力になれば」と振り返った。