冨安健洋 全体練習合流で万全強調「問題ない」 格下シリア相手も「いつも通り、やれることをやる」
「W杯アジア2次予選、日本代表-シリア代表」(21日、ジッダ)
サッカーの2026年W杯アジア2次予選B組の日本代表は19日、第2戦のシリア戦(21日)に向けて開催地となるサウジアラビアのジッダで調整した。17日に現地入りし、18日に本格的な練習を再開。16日のミャンマー戦でベンチ外だったDF冨安健洋(25)=アーセナル=らがパス練習などで汗を流した。
日本で別メニュー調整が続き、16日のミャンマー戦はベンチ外だった冨安が全体練習に加わった。対人プレーを含めて約1時間、精力的に体を動かし「初めて練習を全部やり、見てもらった通り問題ない」と万全であることを強調した。
コンディションに不安を抱えたまま、英国から日本に飛んで数日間の合宿に参加した。中東から合流した方が負担は軽減できたはずだが「ミーティングには入ったし、W杯に向けたスタートのタイミングでもあったので、ポジティブに捉えるべき」と中心選手の自覚をにじませた。
イングランド・プレミアリーグや欧州チャンピオンズリーグで世界最高峰の選手たちとしのぎを削るDFにとって、シリアは「正直、印象もないぐらい」の相手だ。そんな格下との戦いにも「自分たちにどれだけフォーカスしてやれるか。いつも通り、やれることをやる」と集中力を高めている。