Jリーグ実行委で秋春制の新日程案など提示 12月14日の実行委で60クラブの賛否を問う予定

 Jリーグは21日、都内で実行委員会を開催し、秋春制へのシーズン移行案について議論を行った。Jリーグ側は新たな日程案などを提示。次回12月14日の実行委員会で60クラブの賛否を問う見通しで、同19日の理事会にもシーズン移行が決定となる予定だ。

 これまで冬季中断期間を短くしてシーズン日程を長く設定しているA案、12月第1週まで試合を行い現行シーズンのオフと同等の期間で冬季中断となるB案が議論されたが、この日は12月第2週まで試合を行いシーズン日程に余裕を持たせることで連戦などを緩和する「Bダッシュ案」を提示。樋口フットボール本部長は「Bダッシュ案で行く前提でシーズン移行するか、どうかを考えることになると思う」と説明した。

 その他にも、移行による寒冷地のクラブを中心としたキャンプ費用の負担の増加や、設備投資の発生などを補助する財源について青影執行役員は「100億円規模のサポートをできるように考えたいとクラブと議論している」と明かした。

 今後は12月4日にも臨時実行委員会を開き詰めの議論を行い、同14日にも60クラブの賛否を集約する予定。シーズン移行の方向性が固まれば、同19日の理事会で決定となる見込み。早ければ26-27シーズンから秋春制のシーズン制度となる。

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