永島昭浩氏 来年もW杯予選2試合アウエー戦 放映権料高等の可能性「もちろんある」

 元サッカー日本代表で日本サッカー協会国際委員会委員の永島昭浩氏が22日、フジテレビ系「めざまし8」で、サッカーワールドカップアジア2次予選のシリア戦の放送がなかったことに、来年に控えるアウエーの北朝鮮戦、ミャンマー戦でも、放映権が上がる可能性を指摘。「お互いが歩み寄って」と訴えた。

 この日はサッカーW杯の日本対シリア戦の国内放送がなかったことを取り上げた。放送がなかった大きな理由は放映権の高騰。放映権を持つシリア側との交渉が難航し、金銭面での折り合いがつかなかったという。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は16日に難航する交渉に「放映権の適切な相場がある」とも語っていた。

 今後のスケジュールは来年3月に北朝鮮戦、6月にミャンマー戦でアウエーでの試合がある。MCの谷原章介は永島氏へ、「アウエーが2つ残っている。放映権料が上がる可能性は?」と質問。

 永島氏は「もちろんあります」と答え「お互いが歩み寄って、しっかりとどちらの国の国民にも見てもらうっていう形で落ち着くようなことを願っています」とコメント。サッカー発展のためには、メディアの力は必要だと訴え「(これまでの)歴史を考えると、(メディアと)いい関係でいるべき」とも話していた。

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