横浜M 痛恨ドローで連覇ピンチ 25日に神戸が勝ては初優勝

スコアレスドローに終わり、うなだれる宮市(左から2人目)ら横浜Mイレブン(撮影・出月俊成)
 前半、ゴール前の競り合いで激しく接触する横浜M・アンデルソンロペスと新潟・GK小島亨介(撮影・出月俊成)
ゴールを狙うも新潟・GK小島(奥)に阻まれる横浜M・エウベル
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 「明治安田生命J1、横浜M0-0新潟」(24日、日産スタジアム)

 逆転Vへ負けられない横浜Mが、痛恨のドローでリーグ連覇への道はきわめて厳しくなった。

 試合開始から自慢の攻撃陣が新潟ゴールに迫る。前半3分にはFWエウベルが左足でシュートもクロスバーを超え、前半12分にはエリア内右からのFWヤンマテウスのシュートもゴール右へ外れた。

 前半ロスタイムにも、立て続けにFWアンデルソンロペスがシュートを放つも、新潟GK小島の好セーブもありゴールネットを揺らすことができず。前半はシュート11本を放ちながら無得点に終わった。

 後半もリスクを覚悟で猛攻を仕かけるが、最後まで得点を奪うことができずスコアレスドロー。マスカット監督は「もちろん勝ち点3は望んでいたが、選手たちが最後の最後まで出し切ったと思うし、これ以上は望めない素晴らしいパフォーマンスをしてくれた」と選手をねぎらった。

 だが勝ち点1は手にしたが、25日に神戸が名古屋に勝利すれば初優勝が決まり、横浜Mのリーグ連覇の目標は消滅となる。マスカット監督は「そのこと(優勝の行方がどうなるか)は誰も分からない」と話していた。

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