元スペイン代表のラウール 独ウニオン・ベルリン次期監督候補に浮上か

 サッカーのドイツ1部リーグ、ウニオン・ベルリンが契約解除したばかりのフィッシャー監督の後任として、レアル・マドリード(スペイン)の下部組織チームを率いている元スペイン代表のラウール・ゴンサレス監督を候補の一人にしているという。ドイツの日刊紙、ビルトでの報道を受け、スペインのスポーツ紙アスなどが伝えている。

 情報によると、ラウール招聘が実現するとすれば「大きな爆弾になり得る」と、世間への大きなインパクトになる可能性があるとしている。他の新監督候補には、これまでホッヘンハイム(ドイツ)やアヤックス(オランダ)などを率いたアルフレッド・スロイデル、フランクフルト(ドイツ)などで指揮を取ったオリヴァー・グラスナーが挙げられている。

 ラウールは選手として2010年から2シーズンに渡りシャルケ(ドイツ)でプレー。これまでに同クラブからトップチーム監督の就任要請があったが断った経緯がある。レアル・マドリードではカルロ・アンチェロッティ監督が今季限りで退団することが既定路線となっており、ラウールは同じく元スペイン代表のシャビ・アロンソ(レバークーゼン、ドイツ)とともに来季マドリード監督の有力候補とされている。

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