神戸がJ1初優勝 吉田孝行監督「今日勝つと信じていた」

 優勝を決め、大迫勇也と抱き合って喜ぶ神戸・吉田孝行監督(右)=撮影・山口登
 シャーレを手にガッツポーズを見せる神戸・大迫勇也(左)と武藤嘉紀(撮影・山口登)
 サッカーJ1神戸の監督としてリーグ初制覇に導いた吉田孝行監督
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 「明治安田生命J1、神戸2-1名古屋」(25日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸は名古屋を2-1で退け、勝ち点68とし1試合を残してリーグ初優勝を決めた。吉田孝行監督は「長い間、サポーターの方はこの日を待っていたと思う。スタッフ選手たちが一丸となってやってくれた。今日勝つと信じていましたし、自分もこのクラブにトータルすると14年くらいいるので、特別な思いは、サポーターの皆さんと同じ思いです」と喜んだ。

 前半12分にFW大迫勇也のパスからMF井出遥也が先制点。その2分後にはまたしても大迫のクロスをFW武藤嘉紀が押し込んだ。同31分に一瞬の隙を突かれ、相手FWキャスパー・ユンカーに1点を返され、2-1で折り返した。後半にも何度かピンチを迎えながら1点のリードを守り切った。

 昨年は13位に終わり、最終節ではホームで横浜Mに敗れ、目の前でシャーレを掲げられる屈辱も味わった。今季は悔しさを晴らすように開幕から勝ち点を重ね、最終節を残して2位の横浜Mを振り切った。指揮官は「今季は第1節からここまで本当に走り続けてくれた。チーム内での競争はあるが、競争を勝ち取った選手が責任を持って役割を果たしてくれた。1試合1試合の積み重ねがこの結果。選手スタッフを誇りに思うし、この雰囲気をつくってくれたサポーターの皆さんを誇りに思います」と語った。

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