J1神戸 三木谷会長が万感の胴上げ 昨年5月には最下位に沈み涙の激励も 試合前には「Vamos」

 表彰式で笑顔を見せる三木谷浩史会長(中央)=撮影・山口登
 J1で初優勝を決め、シャーレを掲げて喜ぶ神戸・吉田監督(手前左)と三木谷浩史会長(同右)
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 「明治安田生命J1、神戸2-1名古屋」(25日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸は名古屋を2-1で退け、勝ち点68とし1試合を残してリーグ初優勝を決めた。試合後のピッチでは三木谷会長が計4度、選手たちの手によって胴上げされた。

 試合開始前には自身のXで「Vamos(さあ、行こう)」とつぶやいていた三木谷会長。初優勝の瞬間を見届け、表情からは万感の思いがにじんだ。選手たちの手によって胴上げされた直後は興奮を隠せなかった。

 昨年、5月23日には神戸市西区のクラブハウスを緊急訪問し、最下位に沈んでいた選手・スタッフを涙ながらに激励していた三木谷会長。チームは見事に立ち直り、初の栄冠をつかんだ。

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