湘南、チームメートの予感的中の主将・大岩の得点でJ1残留決定 山口監督も「取ってくれるんじゃないかと」
「明治安田生命J1、横浜FC0-1湘南」(25日、ニッパツ三ツ沢球技場)
湘南が18位・横浜FCとの直接対決を制してJ1残留を決めた。
前半を両チーム無得点で折り返すと、後半4分にMF池田のミドルシュートをGKがはじいたこぼれ球に主将のDF大岩が詰め、最後は右足で押し込んで決勝点となるゴールネットを揺らした。
大一番での得点に「本当に覚えていないぐらい興奮した」と大岩。ただ、この主将の一撃を試合前にチームメートは予感していたという。
先制のきっかけとなるミドルシュートを放った池田は「今日試合が始まる前に誰かが『ガンちゃん(大岩)はプロ生活で1年に1点は絶対に取ってきている』と言っているのをチラッと聞いて。点を取るんじゃないかなと思っていた」と明かした。
山口監督も「年に1点取ると聞いていたので、取ってくれるんじゃないかという思いもあった。大事なところで冷静なシュートを打ってくれたのでビックリしている」と評した。Jリーグで12年連続得点となった大岩は「あまり大事な試合で取ったことがなかったので、少し自分の成長を感じる」と話した。