神戸・武藤 ロスタイムから涙「これが報われる喜びなのかな」 “相棒”大迫とのコンビで今季10点目

 「明治安田生命J1、神戸2-1名古屋」(25日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸が名古屋を2-1で退けて勝ち点68とし、連覇を目指した2位横浜Mに4差をつけ、最終節を残してリーグ初優勝を果たした。FW武藤が1-0の前半14分、“相棒”の大迫の左からのピンポイントクロスを右足で合わせ、今季10得点目を挙げた。今季は全試合出場で10アシストもマークし、フル回転した。

 7月には肺炎のような体調不良に見舞われた。12日の浦和戦では空中戦で落下して背中を強打し、ピッチで血を吐いた。肺挫傷の診断を受けたと明かした。重いものから軽傷まで、満身創痍(そうい)になりながら引っ張った。

 1点リードの後半ロスタイムにはもう涙を我慢できず、優勝が決まった瞬間、うれし泣きした。31歳になった元日本代表は「これが報われる喜びなのかな」と喜びをかみしめた。

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