J1鹿島が7試合ぶり勝利 鈴木優磨は今季14ゴール目

 前半、先制ゴールを決めた鈴木(左)を祝福する鹿島・岩政監督
 前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木
 前半、競り合う鹿島・佐野(手前)
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 「明治安田生命J1、鹿島2-1横浜FC」(3日、カシマスタジアム)

 鹿島は7試合ぶりの白星を挙げた。

 前半から優位に進めた。同18分にカウンターからMF佐野海舟が持ち上がると、左サイドのFW師岡柊生がシュート。そのこぼれ球を最後はFW鈴木優磨が押し込んで今季14ゴール目で先制点とした。同41分には師岡の左クロスにゴール前でMF松村優太が合わせて追加点を奪った。

 後半も主導権を握るかと思われたが、同18分に相手MFカプリーニに強烈なミドルシュートをたたき込まれ1点差に迫られた。それでも、1点のリードをしっかり守り切り9月16日のC大阪戦以来の勝ち点3で締めた。

 今季は10月に優勝の可能性が消滅。2016年度の天皇杯を最後に国内主要タイトルは7年連続無冠が確定していた。

 DF昌子源やDF植田直通、今夏からはMF柴崎岳といった欧州で経験を積み日本代表としてもプレーし、タイトル獲得を知る選手が戻ったことで期待も高まっていたが、春には4連敗を含む5試合連続勝ちなしや終盤も勝ち星を伸ばせず巻き返しきれなかったものの、意地の勝利で締めくくった。

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